それは、こけしがまだ東京の実家にて暮らしていた

20代の頃の話。

 

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ある朝の出来事。6:40。

 

トイレで用を足していたこけし。
トイレットペーパーがないことに気付く。

 

いつものように
「おかんー。ペーパーないよー。」
と叫ぶ。

 

そしたらなぜか、
「うぎゃあ!!」
ドタンッ
と変な音が。

 

 

・・・妹が笑いながら

私のところにペーパーを持ってきた。

 

そして、
「なんか、おかんが変な格好で倒れてるよ(笑)」 って。

 

 

「ええええー!」
ってか、笑い事じゃねえだろ。オイッ!!

 

 

おかんの所へ行くと、
「やばい・・・。骨折れてるかも・・・。」と
うずくまりながら、ボソボソ。
おかんの説明によると・・・
私の声に飛び起きたおかん。
勢いでベットから飛び跳ね、

私がバリ島で購入した怪しい木の人形に落下し、
肋骨を強打したという・・・。汗

 

えっと・・・

えっと・・・

えっと・・・

 

 

 

・・・なんだそりゃ!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかん・・・

とうとうここまで来たか・・・
と内心笑いをこらえながら

「大丈夫だよ。

 少し様子見て、痛みが変わらなかったらタクシー呼んで病院行こう」
声をかけた。

 

しかし、

様子がおかしい。
「呼吸ができない。」と言う。
「動くと死にそうに痛い。」と言う。
「とにかくやばいかもしれない」と言う。。

 

ぶつけたという箇所を見るも外傷はないが、

50代。

骨粗鬆気味。

 

 

少し様子を診ていたけれど
ぐったりし、

痛みで呻き始めた。
「あっ。やばいかも・・・」と思う。

 

そして、
タクシーで運ぶか、
ストレッチャーのある福祉タクシーを手配するか
救急車を呼ぶかと迷う。

 

ぬう。

骨が折れてたら素人が動かしても危険。

呼吸もおかしくなってきていると言うし・・・。
こりゃ、救急車呼ぼう!と思う。

そのことをおかんに伝える。

 

 

しかし、しかし・・・おかんは !!
それまで呻いてたくせに
「まだ顔洗ってないから嫌っ!」
「待って!部屋の掃除するから!」
「こんな姿、嫌よ。大丈夫だから!!」と突然叫びだす。

 

妹が仕事は休めるということなので
私は救急車を手配し、

母を妹に任せ出勤。

 

出勤途中、妹に電話し、

おかんの様子を聞いた。

妹は

少し呼吸を置き・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかあ、・・・ただの打撲。笑」
と、報告してくれた。

 

迷惑かけた救急隊の皆さん、診察してくれた医師に申し訳ない気持ちが混在しながら

すみません。

 

爆笑してしまった!!!

 

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私が出勤した後のおかんの様子について。(妹談)

救急車が来るまでの間、
おかんは痛がり呼吸がはあはあ、

ぴくぴく動きながらも
「どうしても顔だけは拭いて!化粧水をつけて!」と
妹に強要。
仕方なく、妹は拭いてやったとのこと。

 

さらに、妹が靴下を左右柄違いで履かせたら
「いやああ。靴下の柄揃えて!!」
とおかん主張。

 

おかんがなんだかんだ言ってる間に救急隊到着。
なぜかストレッチャーではなく
神輿のようなイスにおかんは乗せられ
運ばれたという。

 

そしてレントゲン撮影し、
「打撲」との診断を受け
2人でタクシーで帰宅したという。

 

 

救急隊とおかんを診察してくれた医師に申し訳ない!!!!

様子見て、タクシーで運べば良かったっす!!!

 

 

 

「ペーパーを体張って準備しようとし、救急車で運ばれた女。おかん。50代。
 結果、・・・打撲」

 

 

 

 

 

当時生きていた爺ちゃん(母の父)はおかんの話を聞き
「マムシが効くから、今から持っていってやる」と言い出すし。
爺ちゃん、私が親不知抜いて死にかけてた時も
「マムシを塗ってやる」
と言ってたが・・・。
マムシ、どこに隠し持ってるのですか。ジイ!!

 

 

 

 

コケシ家の今年の目標。
「自ら用意。トイレのペーパー。」